開催中だった『アニメージュとジブリ展』が、コロナ対策の緊急事態宣言を受けて、会期途中で中止になりました。
まさか開催中のイベントが中止。
初日に行って、体験できたのが今となっては奇跡です。
「やれると思っていたことが、いつもやれるとは限らない。」
そう思う体験で思い出したので、今日は本の紹介です。
ちょっと、読んで欲しい本があります。
この本を読んでいなければ、私はイベントにお金を払わずに、1500円貯金していたかもしれません。
- 時間があるとお金がない、お金があると時間がないを抜けたい人
- 将来の幸福のために、いまは頑張り続けるストイック型の人
過去の自分、この本読んで良かったです。
まだ使ったことがない人は楽しい週末をお過ごしください。
「幸せをお金で買う」５つの授業
原作は英語で、日本語訳された本です。
原作『Happy Money: The Science of Smarter Spending』
※kindleunlimited対象（2021/4/26時点）
日本語版『「幸せをお金で買う」５つの授業』
※kindleunlimited対象（2021/4/26時点）
日本語だと「幸せをお金で買う」って刺激的なタイトルですが、元は「Science of Smarter Spending（賢い消費の科学）」ということで、
消費行動がもたらした心理面への研究結果などがわかりやすく書かれています。
著者のエリザベス・ダンさんは、心理学者です。
エリザベス・ダン：
自己認識と幸福についての研究を専門とし、「ニューヨーク・タイムズ」「グローブ・アンド・メール」「ロンドン・タイムズ」をはじめ多数のメディアで取り上げられている。また、『サイエンス』誌でも論文を発表している Amazon著者紹介
なぜロンドンっ子はビッグ・ベンに行かないのか。
いつでもやれると思っていると、私たちはわざわざそれをやろうとはしない。
『「幸せをお金で買う」５つの授業』エリザベス・ダン、マイケル・ノートン&1著（中経出版）
そのため、比較的安上がりな幸福の源を逃してしまう。
ビッグベンの話が記憶に残る、この本の一節。
この本を読んだおかげで、いまいる場所にある機会をとらえるのが少しうまくなった気がします。
地元を離れると、地元の良さを感じたり、東京を離れるとたぶん東京のあそこに行きたいが出てくる「あまのじゃく気質」に、このビッグベン話が与えた影響は大きい。
経験を買う
経験は、その人の本当の姿を映し出す買い物。
『「幸せをお金で買う」５つの授業』エリザベス・ダン、マイケル・ノートン&1著（中経出版）
この本は、「ああ、こういう話あるよね」という話が多いと言われればその通り。ただ、それに終わらず、今の生活に良い方向で影響する本だと思います。
たとえば、
モノか経験か。
”経験”って旅行に行くとか、いままでやったことが無い新しいことを始めるみたいなイメージをしてしまいがちですが、そんな大掛かりなことをしなくても、幸福の増やし方が身近にある。
そういうことに気がつきます。
本に出てくる『経験の履歴書』という言葉も、印象的。
シンプル・ライフ
ミニマリストなど、物が少ない生活を目指している人にも刺さる本。
じぶんの今の生活指針を後押ししてくれます。
本って、発見というより共感だったりしますね。
時間を買う
人はしばしば、わずかなお金を節約するために時間を犠牲にする。
『「幸せをお金で買う」５つの授業』エリザベス・ダン、マイケル・ノートン&1著（中経出版）
節約、がむしゃらに働く、を抜けるヒントがあるかもしれません。
おわりに：Audible（英）もあります
実はこれは３年程前にも読んだ本なのですが、この本のすごいのが
読み返してみて、そうだったと思い出すよりも、これ今やれてる、と思うことが多い。
普段の生活に浸透しやすい話が多い本なんだと思います。
お金の事とか、ちょっと興味がわいた人は、ぜひ読んでみてください。
kindleunlimited, 英語はAudibleもあります
記事のためにAmazonを見ていたら、英語版の方は、Audibleもありました！Audibleを英語本で使って、英語勉強するのもありですね。
- 月額1500円（2021/4/26時点）。毎月１冊、価格に関係なく好きなオーディオブックが聞けます。
- その１冊のほかに、月替わりのボーナスタイトル１冊がもらえる。
- ブックがイメージと違ったら返品・交換可能。
Audible、初回無料お試しもあります。
本日時点ですが、日本語版・英語版ともにKindelUnlimited対象です。本の価格を考えると、KindleUnlimited利用はとてもお得なので、うまく活用したいところ。
GWに楽しみにしていたイベントも中止になってしまったので、家で読書マラソンですかね。
幸福度を上げる機会は、身近な場所どころか、家の中にあるのかもしれません。。
ご清聴ありがとうございました！